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医局紹介

MEDICAL OFFICE

ご挨拶 

下川 智樹

 平成21年10月より下川が診療科長(主任教授)として榊原記念病院(府中市)より着任し、新体制で診療を開始しました。高度な集中管理が可能な循環器センター(38床)を有し、循環器内科、麻酔科、救命センターと連携して、患者さんの受け入れや緊急手術については24時間対応しています。昼夜を問わず、『緊急手術は断らない』方針です。近年の高齢化、医学技術の進歩により、外科治療の患者さんはより高齢化、重症化しています。スタンダードなオフポンプ冠動脈バイパス術、弁置換術、弁形成術、人工血管置換術を中心に、ステントグラフトや左心補助などの重症心不全に対する外科治療にも積極的に取り組んでいます。これからも医療技術の進歩に柔軟に対応し、より新しく、よりよい治療を実践します。
 また大学病院として、卒前卒後研修にも力を入れています。若手外科医や研修医も、大学病院で豊富な臨床経験を積むことにより、高度な専門知識、技術が身に付くでしょう。次世代を担う若手外科医を育て、ともに発展していきたいと思っています。

はじめに

心臓・血管外科医になりたい!
と思っている先生へ
外科医になるのに、あなたは何が不安ですか?
あなたのその情熱を、きちんとした形にしてみませんか?

外科医、特に心臓血管外科医は、修練の時間がかかるのでは、複雑なトレーニングが必要なのでは、など心配なことがあるかもしれません。
しかし、循環器が好きでその疾患を持っている患者さんを治療したいという情熱をもった「あなた」にしかその命を救う人はいないかもしれません。

帝京大学心臓血管外科学講座では・・・・

一人一人にあった、キャリアアップをし
個性を大事にし、
意欲を持ってしごとできる


環境があります。
その環境の元で、心臓・血管外科のプロフェッショナルを育てます。

いまのその研修で満足ですか?
手術手技とともに、最新の知識も習得できていますか?
総合力を生かし、多種多様な職種と意見交換できていますか?


命を救う、その瞬間に全力を尽くしたい
その手術で、元気になる患者さんの笑顔を見たい

「医療者の思いは、ただひとつ」です。

当科の特徴

帝京大学心臓血管外科学講座では、学内のみならず学外、海外からも広く後期研修医 スタッフを募集しています。

循環器疾患は、高齢化とともにその症例数は増加傾向です。それとともに、治療を必要とする患者さんの数も増加しています。
同時に、心臓血管外科の治療にも低侵襲の必要性が求められています。
治療の多様性と同時に質の高い治療を目指している当科の特徴を示します。
都内でも有数の開心術症例数を誇ります
当科は、成人心臓血管外科の手術治療を中心として都内でも有数の症例数を誇っています。それは、研修をする医師にとって大切な財産となります。
当科は、日本有数の症例数を誇る榊原記念病院とも連携し、研修を行うことも出来ます。
心臓・血管外科症例を幅広く習得できます
心臓・血管の症例を、幅広く研修することで、自分が今後ライフワークとするべき分野と出会う機会が増えます。
開心術、大血管手術、末梢血管手術、TAVI等貪欲に症例に取り組んで下さい。
心臓血管外科のプロとしてのアカデミックサージャンを育成します
最新の心臓血管外科治療を習得するにあたり、理論と技術をともに伸ばしていかなければ良い心臓血管外科医になりません。つまり、「腕」とともに「知識」を習得し成長させなければなりません。
外科医は、よく職人に例えられます。先輩職人の背中を見て学べ、技を盗むのだ、コツコツ下積みを怠るな、というのは、先人の教えでもあります。しかし、その技の80%は、文書や言葉に出来るものです。当科では、良き技術の継承に務め、マニュアル化した手術・診療を後人に継承し発展させていきます。
のこり20%は、この「帝京大学心臓血管外科」という集団の中で、先輩後輩のフランクな人間関係で継承されるものです。
手術や診療技術だけでない、良き社会人としての育成も推進します
医局は、いわゆるひとつの社会生活単位です。先輩後輩関係、患者さんご家族との接遇含め、医療人(仁)たる人間性も高めて行くことが重要です。
当医局では、自由に意見が言えかつ先人を重んじ改良を重ねていく姿勢、なんとしてでも病と闘う姿勢、病気と戦う為の患者さん・ご家族との信頼関係も重視します。
〒173-8606
  東京都板橋区加賀2-11-1
03-3964-1211(代表)

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